職場とか友達グループとか、身近にめんどくさい人がいるとなかなか精神的に辛いですよね…。僕も経験あります。
今回は、めんどくさい人との付き合い方に悩む人のために、めんどくさい人の特徴から対処法までをマルっと解説しました。
・めんどくさい人がめんどくさい原因がわかる
・めんどくさい人への対処法がわかる
・めんどくさい人との付き合い方がわかる
・逆に自分がめんどくさい人になっていないか?簡単な自己診断ができる
<この記事は約7分で読める!>
第1章:めんどくさい人の特徴【性格編】
まずは「めんどくさい人」の性格的な特徴を6つほどご紹介しますね。
特徴1:他人に自分のルールを押し付けてくる
自分のルールや価値観を無理やり押し付けてくる人は要注意です。
例えば、、、
・お金に対して細すぎてめんどくさい
・潔癖を人にも強要する
・「○○した方がいいよ!」と無理やり健康法を押し付けてくる
・「これおすすめ!」とよくわからない商品を無理やりおすすめしてくる
・いちいち「こうした方がいい」と聞いてもいないのに口を挟んでくる
などなど、具体例を挙げればキリがないと思いますが、とにかくこちらから求めていないのに勝手に自分ルールや価値観を押し付けてくる人は、「めんどくさい人」の可能性があります。
いい迷惑…と言いたいところですが、本人は親切のつもりかもしれないので、なかなか対応が難しいパターンですね。
特徴2:自己中心で自分に都合が悪くなると感情的になる
めんどくさい人の特徴としてありがちなのが、自己中心的&感情的なタイプです。
ジコチューの人は、あらゆることに対する基本的な考えが「自分」ありきなので、僕らのことを思いやって考えてくれることが少ないです。
なので、勝手な行動に振り回されてエネルギーを奪われちゃうことがよくあるんですよね。
しかも、自己中心的なタイプの人は、自分に都合が悪くなると感情的になって周囲にその感情をまき散らすことも少なくありません。
こういったタイプの人は「めんどくさい人」の代表ですね。
特徴3:いつもネガティブ思考
いつもネガティブ思考の人も、場合によっては「めんどくさい人」認定されることがあります。
人間誰でも浮き沈みはありますし、嫌なことや辛いことがあれば、元気が出ずに落ち込むこともあります。
自分がそういうネガティブモードになっているとき、誰かが優しい言葉をかけてくれたり相談に乗ってくれたりするとすごく心強いですよね。
なので、僕らも誰かが落ち込んでいるときは「何か力になれないかな?」と考えて何かサポートをしようとすると思います。
ですが、基本的にいつもネガティブ思考だと、僕らとしてもいつも「大丈夫かな?」「何を考えているんだろう?」と気を揉むことになります。
特に職場にそういう人がいると、集中力ややる気が散らされちゃって仕事の効率が下がることもあるので、頭を悩ませることに…。
ネガティブな思考や感情は周囲に伝染するとも言われているので、注意が必要ですね。
特徴4:超自意識過剰
他人が自分をどう見ているかを必要以上に意識しすぎてしまう心理状態を「自意識過剰」と言います。
大なり小なり周りからの視線が気になる、というのは誰にでもあることです。
でもそれが行き過ぎる人というのは、周囲から「痛い人」認定される可能性があります。
例えば、こんな人が周囲にいたらどう思います?
・「あの人絶対今私のこと見たよね?」とよく確認してくる女性
・「○○さん絶対俺のこと好きだよな?」と聞いてくる友達
・しょっちゅう鏡で自分の見た目をチェックしている人
・周囲の人と自分をやたらと比較している人
・被害者意識が強く、何でも自分のことだと思い込んで落ち込む人
・他人の意見を気にしすぎて逆に周囲に余計な手間をかけさせる人
こういう人は正直「めんどくさ…」と思っちゃいますね。
特徴5:承認欲求が強い
「SNSでいいねがほしい」「自分の頑張りや努力を周囲に認めてほしい」「上司や友達にすごいね!と褒めてもらいたい」。
こういった誰かに認めてもらい欲求を「承認欲求」と言いますが、これ自体は悪いものではありません。
うまく使えばモチベーションになって、やる気や行動力を高めることができます。
ただ、その承認欲求を周囲にムンムン漂わすかまってちゃんは「めんどくさい人」になりがちです。
やたらと自慢話をしたり努力アピールしたりするのも、承認欲求が強いからだと考えられます。
承認欲求が強く「認めてほしい、褒めてもらいたい」と考えている人は、常にその欲求が言動の中心にあるので、すごくめんどくさいんですよね。
特徴6:変にプライドが高い
プライドが高い人もめんどくさいタイプですよね。
仕事に対してプライドを高く持つ、というのはプロフェッショナル精神がある証拠なので、これは尊敬できる「プライドが高い」だと思います。
ただ、間違いを素直に認めず変に言い訳したり、ミスしても謝らなかったり、素直に「ありがとう」と言わなかったり、そういう変なプライドの高さは害になります。
変にプライドが高い人は融通がきかず、自分のやり方やルールに固執しがち。上から目線で、他者を見下す態度をとります。
そういった点から周囲の人とぶつかることもあり、「めんどくさい人」の特徴としてよく挙げられますね。
第2章:めんどくさい人の特徴【言動・行動編】
「めんどくさい人」の性格的な特徴として、
・他人に自分のルールを押し付けてくる
・自己中心で自分に都合が悪くなると感情的になる
・いつもネガティブ思考
・超自意識過剰
・承認欲求が強い
・変にプライドが高い
の6つがあるとお話ししました。
それを踏まえた上で、「めんどくさい人」の言動の特徴も8つ見ていきますね。
特徴1:人の悪口や噂話が大好きで他人の不幸は蜜の味
僕らの感覚では理解できませんが、世の中には「他人を悪く言って下げることが気持ち良い」「陰口や噂話でストレスを解消している」という厄介な人がいます。
そういうタイプの人は「他人の不幸は蜜の味」なので、人の悪口や噂話が会話の大半を占めます。
ハッキリ言ってこういうタイプの人は「めんどくさい人」を超えて「周囲に害を与える人」なので、関わりを減らすのが吉だと思います。
特徴2:味方のフリをして攻撃してくる
笑顔で近づいてきてチクチク針で刺してくるようなタイプの人も、めんどくさい人の特徴ですね。
・弱点やコンプレックスを強くいじってくる
・ミスや失敗を取り上げて話のネタにしてくる
・人格的な部分をバカにしてくる
・頑張りや努力を笑う
こういった言動をする人は要注意人物ですね。
特徴3:自分勝手な行動ばかりする
自分勝手な行動ばかりをして周囲の人を振り回すタイプも、めんどくさい人の言動でありがち。
学生で言えば部活やサークル、社会人で言えば会社。こういった「協力すること」が必要な集団において、自分勝手な行動ばかりする協調性がない人は周囲からめんどくさい人だと思われがち。
特徴4:いつも愚痴や文句ばかり言う
口を開けば愚痴をこぼし、何をするにも文句ばかり。
こういった言動もめんどくさい人のありがちな特徴です。
愚痴とか文句ばっかりだなこの人…と思いつつも、その愚痴や文句を聞いてあげないと余計に機嫌を悪くしたりこちらにまで矛先を向けられたりする恐れがありますから、放置するわけにもいかない。
どう対応するにしても「めんどくさい…」ってなりがちなタイプですね。
特徴5:自分の話ばかりする
会話の大半が自分語りとか自慢話ばっかりって人もいますよね。
でも他人の話には全く興味がなく、しばらくすると話の腰を折ってまた自分の話をし始める…。
いわゆるコミュニケーションのキャッチボールが難しいタイプで、一方的にボールを投げまくって勝手に満足して帰っていく厄介な人。
こういうタイプが職場の上司だと、飲み会の席などで部下は気苦労する可能性が大ですね…。
特徴6:間違いやミスを素直に認めず、言い訳ばかりする
間違いやミスをしたときにそれを素直に認めず、謝らず、変な言い訳ばっかりして周りをイライラさせる。これもめんどくさい人にありがちな言動の特徴ですね。
変なプライドがあるからか、「わかりません」「教えて下さい」「どうすればいいですか?」「すみませんでした」と言えないタイプです。
他人に教えてもらおうとせず勝手な自己流でやりがちで、そして失敗してもそれを認めず、何かや誰かのせいにしがち。
こういうタイプが職場にいると、「この人めんどくさい」ってなりますよね。
特徴7:誰かにしてもらう、誰かがしてくれるのを待っている
自分ではあまり動かず、誰かがやってくれる、誰かがしてくれるのを待っている受け身タイプ。こういう人たちもめんどくさいですよね。
受け身タイプの人は、自ら率先して動くことがなく、誰かの指示がないと動けない指示待ちタイプです。
「誰かにやってほしいなぁ」「誰かがやってくれたらラクなのになぁ」という考えが根底にあると考えられます。
こういうめんどくさい人は、周囲に労力をかけさせて自分はラクしようとするので厄介ですよね。
特徴8:嘘をつく
平気で嘘を付いたり話を大きく盛ったりするタイプの人も、なかなかめんどくさい人です。
こういった人は基本的に言っていることが信用できず、何が嘘で何が本当なのかわからない。どこまでが本当でどこからが嘘なのかわからず、いちいち「本当かなぁ?」と余計な頭を使わないといけなくなります。
また、見栄をはる傾向もあるのでめんどくさい。
コミュニケーションや会話が難しく、信頼しにくい特徴があります。
第3章:なぜ「あの人」はめんどくさい人なのか?その心理・原因
めんどくさい人の主な特徴についてまとめて解説しましたが、実は様々なめんどくさい人には共通点が1つあります。
身近にいる「めんどくさい人」がめんどくさい原因は、彼ら彼女らが「周囲の人に余計なエネルギーを使わせる」からなんです。
基本的に「めんどくさい人」は、他人の気持ちや考えを尊重することよりも、自分の気持ちや考えを優先させる傾向があります。
いつも自分!自分!で、それによって他人がどういう影響を受けるか?を考えることはほとんどありません。
・人の悪口や噂話ばかり言う
・味方のフリをして攻撃してくる
・自分勝手な行動ばかりする
・いつも愚痴や文句ばかり言う
・自分の話ばかりする
・間違いやミスを素直に認めず、言い訳ばかりする
・誰かにしてもらう、誰かがしてくれるのを待っている
・嘘をつく
こういった言動も、結局は「自分の気持ちを満たしたい、優先させたい」という心理が裏にあるからだと考えられます。
もちろん「自分の気持ちを満たしたい」というのは誰もが持っている感情なのでそれ自体は悪いことではありません。
他人に迷惑をかけたり他人に不快感を与えたりするものでなければ、全く問題ないと思います。
問題なのは、それを他人にも押し付けること。
本人が意識していなかったとしても、「ぼくの気持ちを優先させたいからみんなもそれに合わせてね」という空気をムンムン出す。それが面倒臭いんです。
周囲にいる人がそれを感じると、イライラしてストレスになりますし、それに巻き込まれると時間と労力を「めんどくさい人」に奪われてしまいます。
第4章:めんどくさい人との付き合い方
そんな厄介なめんどくさい人とは、物理的に距離を離す、できれば人間関係自体を断捨離してしまうのが1番心がラクになると思います。
ただ、学校や職場、友達関係などで身近にいてどうしても関係を切るのが難しい…っていう場合も多いですよね。
物理的に関係を切るのが難しいのであれば、せめて心理的には距離を離すこと。
自分の心の平穏を保つためには、「めんどくさい人」を心理的に遠ざける付き合い方が効果的ですね。
具体的には以下の3つのポイントが大切です。
- 近づかない
- 視界に入れない
- 意識しない
まず「近づかない」ですが、完全に関係を遮断するのは難しくても、少し距離を遠ざけることはできると思います。
接する機会を減らす、接する時間を減らす、その人について考える時間を減らす。こうした工夫をすることで、距離を遠ざけることができます。
もう1段上の心理的距離を離す工夫が、視界に入れないこと。
人間は、情報を知覚する手段として「視覚」に大きく頼っている性質があります。
例えば、手元にあるスマホ。これをスマホだと知覚できるのは目で見て「これはスマホだ」と脳が瞬時に判断しているからです。
そして、脳は連想ゲームが得意なので、そのスマホで何ができるのか?どうやって動かすのか?今までどうやって使ってきたのか?という知識・記憶も瞬時に引っ張り出すことができます。
めんどくさい人の存在を目で見てしまうと、その人のどういうところがめんどくさいのか?今までその人と接してどういう「めんどくさい」を感じてきたのか?といった過去の経験や、その時感じた嫌な気分まで連想して思い出す可能性があります。
なのでできるだけ「視界に入れない」ようにして、自分の脳に反応させないようにすることが大切です。
そしてさらに有効なのが、めんどくさい人の存在そのものを「意識しない」ようにすること。
「近づかない」「視界に入れない」よりも難しい反面、意識しないようにできれば、心がラクになる効果も大きいと思います。
イメージ的には、めんどくさい人の存在を自分の脳内から追い出す、めんどくさい人を意識するスイッチをオフにする、って感じですかね。
今日からすぐに「意識しない」ようにするのは難しいので、近づかない・視界に入れないといった工夫をしつつ、徐々にその人を意識する割合を減らしていきましょう。
こんな感じで、物理的に関係を切るのは難しくても心理的に距離を離す付き合い方をすれば、心の平穏をキープしやすくなると思います。
第5章:めんどくさい人への効果的な5つの対処法
第4章では心理的に距離を離す付き合い方を解説しました。
でも仕事などで立場上、心理的に距離を置いても全くゼロにするのが難しい場合もあると思います。
ここでは、めんどくさい人への効果的な5つの対処法をご紹介します。
対処法1:心を開かず、表面的な付き合いだけにとどめる
「めんどくさい人」に自分の個人的なことを教えたり心をオープンにしたりすると、さらにめんどくさいことになる場合があります。
彼らは、あなたの情報を材料に調理して「めんどくさいコミュニケーション」を成立させることに関しては天才的です。
なので、どうしても接しないといけない場合は表面的な付き合いにとどめて、個人的な話をしないようにしましょう。
対処法2:あえて直接「めんどくさいよ」と指摘してみる
自分が弱い立場にいる場合は難しいかもしれませんが、直接言えそうであれば「そういうところめんどくさいから気を付けなよ」と指摘してみるのも1つの手。
同期や部下がめんどくさい人なら、指摘しやすいかもしれません。
直接めんどくさいことを指摘すると人間関係がこじれる可能性もありますが、「そういう部分は、上司から嫌われるかもしれないから~」といった、あくまで「あなたのために親切で」という文脈で指摘するならうまく理解してもらえるかも。
対処法3:自分のストレスを最小化して幸福度を最大化する
『「めんどくさい」の正体は脳にあり!その心理と原因を知って行動力を爆上げする方法』という記事の中で、めんどくさいが発生する原因について解説しました。
その中で、「心身への何らかの負担があるせいで、目の前の物事を処理するための処理能力が低下している」ことを挙げました。
要するに、自分が何かのストレスでカリカリしているときは、心の余裕もなくなるからめんどくさい人が余計めんどくさく感じるよねって話です。
逆に言えば、自分のストレスを最小化して幸福度をもっと上げれば、心の余裕も増えるので、めんどくさい人をめんどくさいと感じてもダメージを軽減できます。
ストレスを最小化して幸福度を上げる方法はいくつかありますが、以下の方法はすぐに実践できるのでお試しあれ。
・自分の人生を振り返ってみて「感謝したこと」をリストアップしてその時のポジティブな感情を味わう
・自分の人生を振り返って「達成できたこと、乗り越えてきたこと」をリストアップして達成感や自信を思い出す
・好きな趣味に没頭して全力で楽しむ
・週2回は30分~60分のウォーキングを取り入れる(ストレス解消)
このあたりが効果的だと思います。
こうやって自分の防御力を高めるやり方もおすすめですね!
対処法4:人間関係に対する自分の考え方を柔軟にしてみる
めんどくさい人を「こいつはめんどくさい人だ!もう縁を切りたい!」と決めつけてしまうのは簡単ですが、そうやって簡単に割り切ってしまうのは危険でもあります。
そもそも人間は、「良い人」「悪い人」と白か黒かで簡単に判断できる生き物ではありません。
人間は多面的な存在です。時と場合が違えば、違う一面が引き出されるからです。
強面の体が大きいヤンキーでも、道端に捨てられた子犬を可愛がる一面があるかもしれませんし、社会的に地位のある教師が裏では生徒のいじめに加担していたって例もあります。
また、結婚したり子どもができたり転職したりと、人生の転機が訪れてガラッと考え方が変わることも多々あります。
人間のわずかな一面を見て「この人はめんどくさい人だ!」と切り捨ててしまうのは、生きづらく息苦しい社会を今以上に強めてしまう原因になりかねないと思います。
めんどくさい人にも実はそうせざるを得ない深い事情があるのかもしれませんし、会社ではめんどくさいと疎まれる人でも、すごく家族を大切にする良いお父さんかもしれません。
一面だけを見て人を判断せず、自分の理性的な部分をうまく働かせると対応しやすくなると思います。
対処法5:共通の目的を意識する
一見すると性格が真逆で絶対に相性が悪いだろって人たちが、意外と良いコンビになって活躍するケースってありますよね。
チーム内の人間関係が良さそうに見えないのに長年活躍し続けているグループもありますし、逆に人間関係は悪くないのに離婚する夫婦もいます。
この違いは、「共通の目的」を持っているかどうかが大きく影響していると考えられます。
同じ目的地を目指す人同士であれば、同じ車に乗ることができます。でも違う目的地を目指しているなら、別々の車で行くしかありません。
よくバンドの解散理由として「音楽の方向性が合わなくなった」っていうのがありますが、これもつまり「共通の目的」を持てなくなってしまったということ。
僕ら一般人の場合でも、人間関係では「共通の目的」があるかどうかで関係性が変わることがあります。
例えば、同じ部署に2人の同期社員がいるとします。
「とりあえずラクしてお金が稼げればいいや」という目的で働いているA君と、「自分はこの会社の一員としてより良い価値を社会に届けたい」という目的を持って働いているB君とでは目的が全然違いますよね。
ラクしたいA君からすれば、意識高い系のB君はめんどくさい存在です。B君からすれば、A君は意識の低い奴に見えるかもしれません。
この2人はたぶん、あまり相性が良くないでしょうね。
でもそんなある時、B君はA君にこう言います。
「お前がとりあえず給料さえ貰えればそれでいいって考えてるのはわかる。でもな、これは先輩から聞いた話なんだけど、今うちの会社は赤字でヤバいらしいんだ。うちは本当に良い商品を扱っているのに、まだそれを多くの人に知ってもらえてないんだ。ちゃんと良さを知ってもらえればもっと売れると思ってる。でもこのままだと俺たちはボーナス前に首が飛ぶかもしれないんだ。今度対策チームができるらしい。お前も協力してくれないか?」
取り巻く状況が変わったことで、彼ら2人の目的の間に交差する点が生まれました。
おそらくA君はこの誘いを受けるでしょう。さすがのA君でも、自分がクビになるのはなんとしても避けたいはずです。
A君とB君は全く違うタイプの人間です。でも目指す方向が一緒なら、協力できると思います。
少なくとも「この目的のためだ…」と割り切りやすくなると思います。
第6章:あなたは大丈夫?「めんどくさい人度」の簡易自己診断
ミイラ取りがミイラになる…じゃないですが、いつの間にか自分が「めんどくさい人」だと周りから認定されちゃうって辛い状況は絶対に嫌ですよね…。
ここでは10個の質問を通して、「めんどくさい人度」を自己診断できるよう簡単なテストを用意しました。
これから行う10個の質問にすべて「はい」か「いいえ」で答えてください。そして、「はい」の数だけを数えておいてください。
では始めますね。
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
・はい
・いいえ
「めんどくさい人度」の診断結果
お疲れ様でした。
10個の質問のうち「はい」はいくつありましたか?
診断結果は以下になります。
0~1点:
あなたは全然めんどくさない人です。
2~3点:
あなたは普通の人です。
4点~6点:
あなたは「めんどくさい人」度が少し高いです。
7点~8点:
あなたは「めんどくさい人」の可能性があります。
9点~10点:
あなたは「かなりめんどくさい人」と周囲から思われている可能性があるので注意です。
いかがでしたか?
これはあくまで簡易的なものなので、診断結果はあくまで目安として考えていただければと思います。
もし「めんどくさい人度」が高かったという人でも、「直さなきゃ…」と思えたらその時点でもう「めんどくさい人」ではないと思うので安心してください。
【まとめ】めんどくさい人とは互いにストレスにならない距離感を保とう
というわけで、めんどくさい人の性格的・言動的な特徴~付き合い方、対処法、簡易自己診断まで解説させていただきました。
改めてサクッとまとめておきますね。
復習用にどうぞ。
・自己中心で自分に都合が悪くなると感情的になる
・いつもネガティブ思考
・超自意識過剰
・承認欲求が強い
・変にプライドが高い
・味方のフリをして攻撃してくる
・自分勝手な行動ばかりする
・いつも愚痴や文句ばかり言う
・自分の話ばかりする
・間違いやミスを素直に認めず、言い訳ばかりする
・誰かにしてもらう、誰かがしてくれるのを待っている
・嘘をつく
・「めんどくさい人」は、周囲の人に余計なエネルギーを使わせて損させる
・視界に入れない
・意識しない
・あえて直接「めんどくさいよ」と指摘してみる
・自分のストレスを最小化して幸福度を最大化する
・人間関係に対する自分の考え方を柔軟にしてみる
・共通の目的を意識する
以上ですね!
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