SNSを使っているとまぁー色々とめんどくさいことありますよね。
SNSのおかげで気軽に色んな人と繋がれるようになったのは良い点ですが、一方でデメリットもいくつかあるんですよね。
もし現在「なんかインスタ疲れちゃった…」「もうSNSやめようかな…」と感じているのであれば、SNSの悪い部分によってメンタルにダメージを受けてしまっているかもしれません。
メンタルへのダメージにつながるSNSのめんどくさいコトを7つまとめましたのでぜひチェックしてみてください。
また、SNSをやらないメリットについてもお話ししますので、SNSとの付き合い方を見直すきっかけにしていただければと思います。
・SNSが面倒になる原因と対処法がわかる
・SNSをやらない3つのメリットがわかる
<この記事は約4分で読める!>
第1章:SNSのめんどくさいコト7選【SNSが面倒になる原因】
面倒①:承認欲求&自己顕示欲の世界がイヤ
人から注目され、認められたい。凄い人だと思われたい。
承認欲求や自己顕示欲は少なからず誰もが持っている欲求です。
ただ、SNS上には過剰に承認欲求や自己顕示欲を爆発させている人たちがいます。
やたらと自慢の投稿が多い、自分語りが多い、自己アピールが強いなど…。
本人はさぞかし気持ちいいと思いますが、それを見せられるフォロワーや友達からするとかなりめんどくさいですよね。
また、Twitter、Facebook、InstagramといったSNSは、フォロワー数・いいね数・シェア数などが数字で見える化されています。
つまり、自分や自分の投稿へのリアクションがダイレクトに見えちゃうわけです。
そのせいで「もっといいねが欲しい!」「もっとフォロワーを増やしたい!」って心理が働きやすくなるので、さらに承認欲求・自己顕示欲がエスカレートしてしまう。SNSにはこういう魔力があります。
他人の承認欲求・自己顕示欲ムンムンの投稿を見せられるのも面倒ですが、自分がその魔力に魅せられて自分を良く見せようとする人になっちゃうのも嫌ですよね。
この点もSNSがめんどくさいポイント。
面倒②:炎上やトラブル、議論に巻き込まれる
フォローしている界隈での炎上、芸能人や政治家に対する炎上、友達や知り合い内での揉め事、ニュースを巡る議論などなど…。
こういったやり取りがタイムラインに回ってくることってたまにありますよね。特にTwiiterは多いと思います。
「興味ないしどうでもいいよ…」と思っていても、タイムラインに回ってくるとどうしても目に入っちゃうので、結局チェックしてしまう。
で、チェックしているうちにいよいよ自分の意見を言いたくなってくると、もう完全に巻き込まれた形になります。
もうこの一連の流れだけでもめんどくさいんですけど、ある程度落ち着いてくると時間を無駄にしたことに気づくので、またさらにSNSにストレスを感じやすくなるんですよね。
面倒③:ネガティブな投稿にウンザリする
TwitterにしてもFacebookにしても、ネガティブな投稿って多いと思います。
しかもSNS上の言葉ってけっこう過激になりやすいので、見る側からするとかなりダメージが大きくなるんですよね。
特にTwitterとかは、口汚いキツい言葉・下品な言葉で溢れかえってますから。
こういったネガティブな投稿が目に入りやすいのもSNSのめんどくさいところですね。
さらにめんどくさいのが、フォローしている人や友達がネガティブな投稿を連発してくる場合です。
全く知らない人であればすぐに縁を切って離れることができますが、関わりがある人だと難しいですよね。
「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてあげたいところですが、そのネガティブモードに付き合うとこっちも一緒に落ち込んでしまう…。ここらへんも悩みどころなんですよね。
面倒④:情報流出や写真などの無断転用が怖い
たまにニュースで見かけることがありますが、SNSのアカウントの乗っ取りや個人情報流出のリスクがあるのも厄介な点です。
アカウントを乗っ取られて周囲の人に関わられてしまったり、意図しない形でアカウントを不正利用されたりと、このデメリットはかなり大きいです。写真を無断転用される怖さもあります。
もう少し身近な例を挙げると、嫌いな人やあまり関わりがない人にまで自分のプライベートを知られてしまうってデメリットもありますね。
特にFacebookは実名での登録が基本なので、しっかりプライバシー設定をしておかないと色んな人に個人的な投稿やプロフィールを見られてしまいます。
逆にTwitterやインスタで匿名で楽しんでいたSNSを、リアルで関わりがある人にバレてしまうって面倒な展開もありますよね。
いずれにしても、SNSにはプライバシーやセキュリティ面での不安が常にあります。ここも厄介なところですね。
面倒⑤:SNS特有のマナーや気遣いに疲れる
SNSにはそれぞれ特有のマナーがあり、色々と気を遣わなくちゃいけないのも面倒なポイントです。
例えば、、、
- リアル向けと趣味用でアカウントを分けるべき?
- 無言フォローしてもいいの?逆にされたときはどうすべき?
- あんまり関わりたくない人から友達リクエストが来たんだけどどうすれば?
- 誕生日にいちいち「おめでとう」って言わなきゃいけない?
- 社交辞令でも「いいね」は必要?
- 関係が薄くなった人を友達解除したいけど波風が立ったら…?
挙げだすとキリがないんですが、SNS特有の気遣いが面倒で疲れてしまっている人もけっこう多いのではないでしょうか。
このSNS疲れに陥った場合は、まずはSNSをしばらくお休みして距離を置くのがベストですね。
面倒⑥:特定の「めんどくさい人」がいる
誰か特定の「めんどくさい人」がいる場合も、SNSがめんどくさくなる大きな原因の1つ。
愚痴や文句の投稿が多い人、逆にポジティブでキラキラした投稿が多い人、意識が高すぎる人、異性にしつこく絡む人などなど…。
あと、SNSの投稿をチェックされてリアルで「この前の日曜日は○○に行ってたって書いてたよね?」とかやたらと言ってくる人もすごくめんどくさい…。監視されているみたいで嫌になりますね。
SNS上のめんどくさい人はブロックや非表示といった手段で関わりを減らすことができますが、リアルでも関わりある人がめんどくさい人だと付き合い方がすごく難しい。
いっそのこと別のアカウントにお引越しするか、SNS自体の利用を減らしみるのも対処法としてはアリかも?
面倒⑦:リアルの人間関係にも影響する
Facebookは特にそうですが、リアルでも人間関係がある人がフォロワーにいる場合、SNSでの人間関係や自分の言動が、リアルの人間関係にも影響を与えることがあります。
SNS内での話題を知っておかないとリアルでの話題にも付いていけないから、頻繁にSNSをチェックしなくちゃいけないって人もいると思います。
また、SNSは良くも悪くも人間関係が見えやすいため、知りたくないことを知ってしまうってデメリットも…。
好きな人の嫌な部分を知ってしまったり、仲の良い友達が自分の嫌いな人と仲良さそうにしていたり、昔嫌いだった人が自分よりも成功しているのを知ったり、自分の知らないところで友達同士の飲み会が開催されていたり…。
場合によってはリアルの人間関係にわだかまりができてしまうこともあります。
なので、気軽に人と交流できるSNSとはいえけっこう気を遣うことが多いんですよね。これもSNSがめんどくさい代表的な理由です。
多ければ多いほどSNSからストレスを受けている可能性大。
注意です…。
第2章:SNSがめんどくさいなら「SNS断食」しよう
- 承認欲求&自己顕示欲の世界がイヤ
- 炎上やトラブル、議論に巻き込まれる
- ネガティブな投稿にウンザリする
- 情報流出や写真などの無断転用が怖い
- SNS特有のマナーや気遣いに疲れる
- 特定の「めんどくさい人」がいる
- リアルの人間関係にも影響する
ここまで見てきたように、SNSにはめんどくさいことが多いです。
もしこの7つの原因のうち複数のものが当てはまるのであれば、かなりSNS疲れが進行しているかもしれないので注意です。
実際、SNSはメンタルに良くないと言われていまして、スマホやSNSの使用時間が長くなるほどメンタルにダメージを与えるかも?って研究結果も出ているそう1。
SNSがストレスになっているようであれば、まずは「SNS断食」でSNSと距離を置く生活を始めるのが1つおすすめ。
SNS断食とは、一定の期間SNSをスパッとやめるっていうシンプルな方法です。
研究者たちが行ったある実験によれば、たった1週間Facebookを止めただけでも幸福度が上がり、ストレスにも強くなったってデータが出ているんだとか2。特にSNSでストレスを感じる人にはうってつけでしょう。
ただ、今まで毎日何時間もSNSを使っている人がいきなりスパッとやめるのは難しいと思います。
なのでまずは、1日あたりの使用時間を減らすってやり方でプチSNS断食から始めた方が取り組みやすいです。
例えば、今まで1日2時間もTwitterをいじっていたのであれば、それを1時間に減らすとか。仕事終わりの電車内でしかTwitterを開かないようにするとか。
1日あたりのSNS利用時間を減らしいくやり方ですね。
iPhoneを使っている方は、一度「設定」から「スクリーンタイム」を確認して、普段自分がどれくらいSNSに時間を費やしているかチェックしてみてください。
そして次に、「スクリーンタイム」内にある「App使用時間の制限」って機能を使います。
この機能を使えば、1日あたりのSNS使用時間を任意の時間だけに制限することができます。Androidでも似たようなことができるのでぜひぜひ。
こういった仕組みを使って、まずはSNSを使わない時間を増やしていきましょう。
これに慣れてきてからSNS断食に取り組めば、もっと長い時間SNSを断つのも多少ラクになると思います。
第3章:SNSをやらないのは正解?実は大きい3つのメリット
実は僕も昔は趣味アカでSNSをバンバンやってました。
でも結局めんどくさくなってやめたんですが、やめて正解だったなーと感じているメリットが3つほどあります。
これはほんとにデカいメリットです。
メリット①:余計な情報に振り回されなくて済む
ご存知の通り、SNSは玉石混交の情報が飛び交うカオスなオンライン空間です。
上手く扱えば貴重な情報が手に入る一方で、余計な情報に振り回されやすいというデメリットもあるんですね。
余計な情報に振り回されてしまうと多くの時間を無駄にする羽目になりますし、メンタルにも悪影響が出ます。
間違った情報や必要のないどうでもいい情報のせいで、間違った選択をしてしまうこともあります。
SNSは影響力のあるツールなので、油断しているとすぐに振り回されますから、実は使う側にすごくスキルが求められめるツールなんですよね。
SNSをやめれば、余計な情報に振り回されずに済むので時間とエネルギーを失わずに済みます。
メリット②:もっと大事なことに時間を使えるようになる
SNSを使っていると「あ、1時間経ってた…」ってことがしょっちゅうありますよね。
僕はけっこう時間を無駄にしたなーと後悔することが多くてSNSが嫌になったんですが、やっぱり時間を無駄に浪費しちゃうのはSNSの大きなデメリットです。
でもSNSをやめてしまえば、今までSNSに費やしていた時間がまるっと他のことに使えるようになるわけです。
その浮いた時間は、身近な本当に大事な人のために使うのもよし、勉強して自分を成長させるために使うのもよし、睡眠時間を増やすために使ってもよしです。
SNSをやめればもっと大事なことに時間を使えるようになります。
個人的には、SNSのことを気にしなくて済む分、集中力とかにも良い影響があるんじゃないかと思ってます。
メリット③:心の健康を保つことができる
SNSには、僕らのメンタルを傷つける要素がそこら中にあります。
罵詈雑言、愚痴、悪口、炎上、揉め事…。他人と自分を比較しやすくなってしまうのもSNSのデメリットです。
SNSがメンタルに悪影響を与えるのは「他人との比較によって現実的な暮らしの考え方がゆがんでしまうからではないか?」という話があります3。
SNS上で他人のポジティブな投稿ばっかり見せられると、極端な話、「いいなぁあの人は…自分の生活なんてクソだな…」みたいな考え方にゆがみやすくなってしまうわけです。
メンタルに悪影響ですよね…。
ですが、SNSをやめればSNSからのストレスはスッキリなくなります。
心の健康をキープして自分らしい生活を送りやすくなるでしょう。
ストレスを感じるくらいならやめちゃってもOK。
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【まとめ】めんどくさいならSNSをやめてしまうのもアリ
「SNSがめんどくさい」「もう疲れた」と感じているのであれば、丁度今がSNSと距離を置くタイミングなのかもしれません。
基本的にSNSはめんどくさいことだらけですし、意外と失うものも多いです。
SNSで辛い思いをくらいなら、SNS断食をして本来の自分の生活を大切にしましょう。
参考文献
- 鈴木祐.”第5章 ストレス”.『最高の体調』.クロスメディア・パブリッシング, 2018, p.168-p.169.
- 鈴木祐.”第4章 最速でイライラが激減!18の超時短メンタルトリック”.『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』.鉄人社, 2018, p.274-p.275.
- 鈴木祐.”第4章 最速でイライラが激減!18の超時短メンタルトリック”.『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』.鉄人社, 2018, p.274-p.275.