職場に1人でもめんどくさい先輩がいると、もうそれだけで毎日が憂鬱になりますよね…。
どこの会社にも嫌な先輩の1人や2人はいるもの…と分かっていても、どう対応すればいいのか分からず、ストレスだけがどんどん溜まっていく…。
僕もこういう経験がありますが、こうなると心がすり減っていく感じがしてすごく辛いんですよね。
そうは言っても職場で一緒に仕事をしていかなくちゃいけないので、何らかの対処法が必要になります。
ここでご紹介する5つの対処法は、めんどくさい先輩からの悪影響をできるだけ減らして自分の心を守るための方法です。
ぜひ参考にしていただければと思います。
・めんどくさい先輩への5つの対処法が手に入る
<この記事は約3分で読める!>
第1章:ウザい面倒!めんどくさい先輩のあるあるな特徴7選
まずはめんどくさい先輩にあるあるな特徴を解説します。
あなたのその先輩はこの特徴に当てはまりますか?
もし複数当てはまるようなら要注意な先輩かもしれません…。
職場とか友達グループとか、身近にめんどくさい人がいるとなかなか精神的に辛いですよね…。僕も経験あります。 今回は、めんどくさい人との付き合い方に悩む人のために、めんどくさい人の特徴から対処法までをマルっと解説しました。 ・めんどくさい人の特[…]
特徴①:飲み会にほぼ強制参加させられる
先輩という立場の「圧」を使ってほぼ強制的に飲み会に参加させられる。
その飲み会は基本的に最悪で、説教されるか、愚痴に付き合わされるか、自慢話を聞かされるか。後輩からすれば何一つ楽しいことがない。
先輩・後輩という上下関係を利用して、自己中心的な飲み会を開催する先輩はかなりめんどくさい。
飲み会代をおごってもらえるとしても勘弁してほしいですよね…。
特徴②:プライベートまで干渉してくる
仕事の時間だけの付き合いならまだマシなんですが、関わりたくないのにプライベートの時間まで干渉してくる先輩もかなりめんどくさい。
しょっちゅうLINEを送ってきたり、大した用事もないのに電話を頻繁にかけてきたり、休日に遊びや食事に誘ってきたり…。
尊敬できる先輩や仲の良い先輩なら嬉しいですが、関わりたくない、嫌い、一線を引いてる先輩からの干渉は厄介ですよね。
休みの日くらい存在を忘れさせてくれ…と感じたことがある人も多いのでは?
特徴③:自慢話、自己アピールが多い
承認欲求が強いのかかまってちゃんなのか、自慢話もしくは「俺すごいだろ?」的な自己アピール強めの話が多い先輩。こういうタイプもめんどくさいですよね。
愛想笑いで済む内容ならまだ良いんですが、「お前くらいの時期に俺は~」みたいに比較して攻撃しつつマウントをとってくる厄介なタイプはかなりヤバい…。
適当なところで話を切り上げて逃げましょう…。
特徴④:愚痴、悪口、文句が多い
愚痴や悪口、文句が多いダークなタイプの先輩もめんどくさいですね。
1人でぶつくさ言っているだけならスルーできますが、他人を巻き込んで愚痴や文句に付き合わせるタイプはかなり厄介。
こういう特徴のある先輩は、後輩をストレス解消のはけ口として利用している場合があるため、付き合わされる前に距離をとって回避したいところ…。
特徴⑤:「昔の武勇伝」を何度も語ってくる
「昔の武勇伝」を何度も語り聞かせてくるタイプも、めんどくさい先輩の代表的な特徴です。
後輩からの「すごいですね!」が欲しいのか尊敬してもらいたいのか知りませんが、こちらとしては「また同じ話か…」とウンザリしちゃいますよね。
昔の武勇伝が始まりそうになったら、機嫌を損ねないようにうまく話題を変えていきたいですね。
特に上司とかは多いかもしれませんね。
めんどくさい上司にどう対応すればいいのか?これは現代人が抱える大きな悩みの1つと言っても過言ではないですよね。 [word_balloon id="unset" position="L" size="S" balloon="freehand[…]
特徴⑥:自分に甘いくせに後輩には超厳しい
「人に厳しく自分に甘く」がモットーの先輩は、基本的に理不尽の塊です。
こういうタイプは言動に矛盾があることも多く、特に後輩には厳しくなりがちに…。ひどい場合は、パワハラに発展することも…。
めんどくさい先輩にありがちな特徴の中でも、1番精神的なダメージが大きいタイプです。
特徴⑦:失敗やミスを永遠といじり続けてくる
失敗やミスをいつまでもネタにして、ことあるごとにそれを持ち出していじり続けてくる。
こういった性格がひねくれたタイプの先輩もウザい&めんどくさいと感じちゃいますよね。
「いじり」は仲が良い関係だからこそできることであって、仲良くない先輩や嫌いな先輩からのいじりはイラッとすることも多いと思います。
第2章:めんどくさい先輩への5つの対処法
ではこういった「めんどくさい先輩」には、どうやって対処していけばいいのでしょうか?
具体的には5つの対処法があります。
対処法①:仕事に集中して忙しくする
数年で別々の道を歩むことになる学生時代の人間関係と違い、職場の人間関係はもっと長期的になります。
人の流動があまりしない職場であれば、同じ人と何十年も一緒に働く場合もあります。まずここが学校と職場の人間関係の違いです。
そして、会社で社員に求められるのは何より「仕事をすること」です。
仕事ができれば、会社内で信頼され評価される人になれます。がんばり次第では、何年か経てばめんどくさい先輩を立場上追い抜くこともできるかもしれません。
なのでまずは、めんどくさい先輩に悩むより先に仕事に意識を集中することが大切です。その方が自分の味方も増えますしね。
また、仕事に意識を集中することで「忙しい」を盾にしてめんどくさい先輩との関わりを減らすことができる、というのも大きなメリットです。
「すみません、○○の件を先に進めなくちゃいけないので…」とか理由を付けて会話を切り上げやすくなりますし、最低限の業務上必要なコミュニケーションだけで済ませることもできます。
とはいえ、「そのめんどくさい先輩のことがストレスで仕事に集中できない…」って場合もあると思います。
こういう場合は、また別でストレス対策に取り組んでいくのが先決です。
例えば、こちらの『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』のような本を参考に、正しいストレス対策を積み重ねていくのがおすすめ。
ストレスを減らしてリラックスを増やしていけば、だんだんと心の余裕を取り戻していけると思います。
対処法②:物理的にも心理的にもその先輩と距離を置く
ストレスを与えてくる人とは距離を置くのがベスト。職場の先輩と完全に縁を切るのは難しくても、今までよりも少し距離を置くことはできると思います。
関わる回数を減らす、関わる時間を減らすといった工夫をして距離を置いていきましょう。
この場合も「忙しい」を理由にすれば距離を置きやすいですね。
また、心理的に距離置くのも大切。
その先輩のことを意識する回数を減らす、意識する時間を減らすといった工夫をしていけば、めんどくさい先輩から悪影響を受けにくくなります。
ただ、プライベートで干渉される場合もありますよね。LINEや電話で連絡されるとか。
仕事の時間帯以外でも関わってしまうと、どうしても心理的な距離が近づいてしまうので、自分のプライベートはなんとしても死守したいところ。
LINEがきた場合はすぐに返信しない。時間をあけてから返信するようにします。「用事がありまして…」って感じで忙しくて返信できなかったという意図を込めて連絡を取りにくくしましょう。
電話に関してもすぐに出ないようにします。
すぐに何度も電話がかかってくる場合は仕事上の緊急の連絡かもしれないので出るべきですが、そういった様子がなければ後から「すみませんでした。ちょっと用事があって…」と理由を付けておけばOK。
いずれにしても、できるだけ物理的・心理的にめんどくさい先輩と距離を置くのが1番の対処法になりますね。
対処法③:同じ気持ちを共有している仲間を作る
自分と同じように「あの先輩ほんとにめんどくさい…」と感じている人は他にいませんか?
もしいるのであれば、同じ気持ちを共有している仲間を作るのがおすすめです。
自分1人だけで悩んでしまうとかなり辛いですが、同じように感じている誰かがいれば「自分だけじゃないんだ…」と少しダメージを軽減できると思います。
共感してくれる人がいるだけでもかなり救われますから。
めんどくさい先輩からの被害を上司に相談する、もしくはパワハラを第三者に相談する場合も、複数人の証言があった方が有利にことが進むはず。いざというときの備えとしても有効です。
その先輩がめんどくさい人であればあるほど、きっと被害者も多いと思います。
「被害者の会」を作ってどんどん仲間を増やしていくのも1つ良い方法になります。
対処法④:信頼できる上司に相談する
そのめんどくさい先輩よりも立場が上の上司、権力のある役職の人に相談する、というのも1つの手。
むしろ業務に支障をきたすレベルで被害を受けているのであれば、積極的に相談をした方が状況が変わりやすいかも。
ただし、相談するなら「この人に相談すれば今の状況が変わるかもしれない」と思えるような信頼できる上司に相談するようにしましょう。
相談する相手を間違えると逆効果になる可能性もありますからね…。
後輩という立場でできることは限られています。でも信頼できる上司に相談して上の立場からできる対処をしてもらえれば、それが突破口になるかもしれません。
対処法⑤:「配置換えを願い出る」or「転職する」
これは最終手段になりますが、考えられる対処は全て試したけど万策尽きたって場合は、もう「配置換えを願い出る」か「転職する」という選択肢を選ぶしかないと思います。
今の場所で我慢し続けたところでストレスがたまっていく一方です。心身を病んでしまう恐れもあります。
それならいっそ、場所を新しくして心機一転がんばった方が心も体も無駄に消耗しなくて済むかもしれません。
「会社が嫌で転職するなんて根性なしだ!」みたいなことを言う人もいますが、全く気にしなくてOK。
がんばれないところで我慢して無理にがんばろうとするよりも、適材適所で自分に合った場所で仕事をした方が自分のためにも会社のためにも社会のためにもメリットが大きいはずです。
めんどくさい先輩に振り回されてもうどうしようもないって場合でも、環境を変えるという選択肢は残されています。
実際、僕も「環境を変える」という選択をしたおかげで、本来の自分と自分の人生を取り戻すことができました。
【まとめ】めんどくさい先輩は厄介だけどちゃんと対処はできる
- 仕事に集中して忙しくする
- 物理的にも心理的にもその先輩と距離を置く
- 同じ気持ちを共有している仲間を作る
- 信頼できる上司に相談する
- 「配置換えを願い出る」or「転職する」
めんどくさい先輩は厄介ですが、今5つ挙げたように対処法はちゃんとあります。
うまく対処できれば面倒な先輩からダメージを受けにくくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
職場、友達、恋愛などなど…人間関係は切っても切り離せないもの。 だからこそ、それがストレスになるとすごく苦しいですよね…。 心理学の巨人の1人アルフレッド・アドラー博士は、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」とおっしゃっています。 人[…]