「人付き合いめんどくさいなぁ…」と人間関係がわずらわしく感じるときってありますよね。
内向的な性格の人や、あんまり会話やコミュニケーションが得意じゃないって人は特にそう感じやすいかもしれません。僕もそうです…。
「人付き合いがめんどくさい…なんて思う自分ってコミュ障で嫌だな…」とか自分を責めがちなんですが、大丈夫です!
ちゃんと生存戦略を知れば心がもっとラクになると思います!
というわけで今回は、「人付き合いがめんどくさい」と感じる人の心理&生存戦略を解説しました。
・人付き合いをやめるメリットとデメリットがわかる
・「人付き合いがめんどくさい」と感じる人の生存戦略がわかる
・「人付き合いがめんどくさい」と感じる人に役立つ良書が見つかる
人間は十人十色でそれぞれに特性、生き方、人生があります。
<この記事は約7分で読める!>
第1章:人付き合いが苦手な人の「あるある」な6つの特徴
まずは、人付き合いが苦手な人にありがちな「特徴」について解説しますね。
特徴1:街で知り合いがいることに気づいても「気づいてないフリ」をする
人付き合いが苦手な人は、苦手ゆえに自分の周囲を警戒する傾向があるため、意外と知り合いを発見する探知能力に優れています。
なので「あっ…あの人…」と相手よりも先に気づくことが多いんですよね。
ところが、何を話せばいいんだろ?そもそも話しかけて邪魔にならないか?とか色々考えてしまうので、話かけづらい。結局、気づかないフリをする方がラク。
全然興味のないお店に入ってやりすごしたり、トイレに逃げ込んだり、マスクを付けて気づかれないようにしたりと、様々なテクニックを駆使します。
こうして「気づかないフリ」をしつつ、気づかれないように立ち回ります。
特徴2:大人数よりも少人数の方が好き。人混みが地獄
人付き合いが苦手な人にとって、人数が多い空間はかなりの苦痛を感じます。
満員電車や行列は地獄ですし、職場や飲み会などの大人数が集まる場所もストレスになります。
なので基本的には少人数を好み、1対1だと意外とよく喋ります。
特徴3:1人の時間が全く苦痛じゃない。むしろ1人の時間の方が好きかも
誰かと時間を過ごすのが嫌いってわけじゃないけど、1人でいる時間も大切。むしろ1人の時間の方が好きかもしれない。
1人で外食とかもわりと平気で、全然苦痛じゃない。人に色々を気を使わなくても良いから心穏やかに過ごせる。
こういう性格も人付き合いが苦手な人にありがちな特徴です。
特徴4:周りの人の顔色をうかがい、周りに合わせるタイプ
人間関係で揉めることや波風が立つことを嫌い、できるだけ平和に過ごすことを望むので、空気を読み周りの人に合わせることが多いです。
自分よりも周りを優先し、周りの人が楽しそうにしているとホッとします。
逆に周りの人が退屈そうにしていたりテンションが低かったりすると、心がザワザワして不安になる傾向があります。
特徴5:美容院がわりと苦痛で雑誌を読んでやり過ごす
人付き合いが苦手な人からすると、他人との距離が長い時間近くなる美容院はわりと苦痛を感じる場所。
美容師さんとのコミュニケーションが億劫なので、できるだけ雑誌を読んでやり過ごそうとする場合が多くなります。
特に興味がないファッション誌や雑誌を読みつつも、内心では「早く終わらないかなぁ…」と感じています。
特徴6:全く見ず知らずの人の方が逆に話しやすい
人付き合いが苦手な人は、深く関わることのない見ず知らずの人となら意外と話すことができます。
あまり関わる機会が少ない仕事関係の人となら意外と普通に話せたり。
逆に知り合いになると、何を話せばいいのか?どういう距離感で接すればいいのか?などなど色々と考えてしまうので、めんどくさくなりがち…。
その場限りで良ければ、意外とコミュ力を発揮できるんですよね。
第2章:人付き合いがめんどくさいのはなぜ?その心理3つの説
人付き合いがめんどくさい理由については諸説ありますが、主に3つの要因が考えられます。
心理1:遺伝的な要因が影響している説
僕らの周りを見渡してみると、人付き合いで大きなストレスを感じる人もいれば、むしろ人付き合いが好きで得意って人もいます。
人付き合いが苦手側の人間からすると、なんでそんなに人付き合いが好きなのかあんまり分かんないですよね。
人間の性格は様々ですが、大きく分けると「外向型」と「内向型」に分けることができます。
外向型とは、社交的で話好き、何をするにも活発。大人数で過ごすことが好きで、一般的にコミュニケーション能力が高いと言われる人たちのことです。
内向型は、グループよりも少人数を好み、1人の時間を好みます。控えめな性格であまり主張せず、他人とのコミュニケーションが慎重なタイプです。
外向型や内向型といった性格の傾向が遺伝で決定されるのか?については、まだまだ結論が出ていません。
ただ、様々な心理学者による研究結果を総括すると、内向性・外向性の特質は40~50%は遺伝によるものだと考えられています1。
残りの50~60%は育つ環境に影響を受けるとはいえ、ほぼ半分近くが遺伝的なもので決まっちゃうという現時点での科学的な見解はなかなかに痛いところ。
心理2:他人に合わせすぎて「自分」が消耗している説
「空気を読むこと」「和を重んじること」が美徳とされる風潮がありますが、これにはデメリットもあります。
他人に合わせすぎて本来の自分を押し殺してしまうと、心身に様々な悪影響が出る可能性があるんですね。
研究によれば、日常的に生まれつきの性格を抑えた行動をすると、自律神経が緊張状態になり、慢性化すると健康に悪影響を及ぼすことが示唆されています2。
人付き合いがめんどくさい…っていうのも、実はこういったストレスを脳が覚えていて、それを予感して避けようとする心理が働いている可能性がありますね。
心理3:過去の何らかの経験が原因で「人付き合いが苦痛」になっている説
人間関係で過去に嫌な経験をしたりトラウマがあったりすると、どうしても「人付き合いって苦痛だ…」と記憶しやすくなっちゃいます。
上司からのパワハラ、職場での悪口・陰口、女同士のいざこざ、仕事上でのトラブルなどなど…。
人間は基本的にネガティブな経験の方が印象に残りやすいので、人付き合いでネガティブなことがあると、より一層苦手意識が強くなりがち…。
職場の人間関係のストレスが原因でうつ病が発症…ってケースもありますしね。
この点も注意ですね。
第3章:人付き合いをやめたらどうなるのか?メリット・デメリットまとめ
人付き合いがめんどくさい…の裏には、様々な心理が働いています。
人付き合いで悩まなくなればかなり心がラクになるはずなので、いっそのこと「人間関係を断捨離しようかなー」と考えたくもなりますよね。
実際、人付き合いをやめるとどんなメリット・デメリットがあるんでしょうか。
人付き合いをやめるメリット4つ
①人付き合いによるストレスが減る
まず1番は人付き合いによるストレスが減ること。これが大きなメリットです。
特に元々人付き合いによって消耗しやすいタイプの人は、人付き合いを大きく減らすことでストレスが減る効果が期待できますね。
②自分の時間をもっと自由に楽しめるようになる
人付き合いが楽しくて生きがい!みたいな人ならともかく、内向型の人は「1人の時間」をけっこう重視すると思います。
人付き合いが減ればそれだけ有効に使える時間も増えるわけで、もっと自分の時間を自由に楽しむことができますよね。
③お金が貯まる
人付き合いが減れば、人付き合いに使うお金が減る分チャリンチャリンお金が貯まります。
外食費やら交際費やらって考えなしに使いがちですけど、1ヶ月単位で考えるとかなりの出費になりますからね…。
それがそのまま貯金に回せるので、預金残高はどんどん増えていきます。個人的なプチ贅沢の財源にもなりますよ。
④心身を消耗せずに済むから体の不調も回復するかも
特に内向型の人は、外向型の人よりも人付き合いによってエネルギーを消耗しやすく、ストレスを感じやすい傾向があります。
精神的な疲れもそうですが、人付き合いのストレスは体にも悪影響があります。
慢性疲労、頭痛、胃腸の不調などなど、ストレスは様々な体の不調の原因としてよく挙げられます。
ストレスが減れば、そうした不調が多少なりとも改善する可能性はありますね。
人付き合いをやめるデメリット5つ
①「孤独感」に耐えられずメンタルが病む
人付き合いを完全にやめてしまうデメリットは、やっぱり「孤独」ですよね。
孤独に悩むほどメンタルは悪化しやすくなりますし、全身に炎症を引き起こし早期死亡率を高めちゃうっていう話もあります3。
孤独でも全然平気ーむしろラクーって人なら大丈夫かもしれませんが、孤独感に耐えられそうにない人には大きなデメリットですね。
②人付き合いスキル、コミュニケーション能力が落ちる
人付き合いをやめちゃうことでコミュニケーションの機会がなくなり、コミュニケーションスキルが落ちちゃうっていうのも1つ問題ですね。
で、対人スキルが下がってうまくコミュニケーションが取れなくなると、そのせいで自分のコミュ力に対する自信が低下して、さらに悪循環に…。
③手に入る情報が限られてくる
インターネットやSNSを駆使すれば大抵の情報にはアクセスできる時代ではありますが、地域や地元の情報などローカルな情報は人付き合いがないとなかなか手に入りにくいです。
お店の評判、災害時の避難経路・避難場所、地域の工事情報などなど。
人付き合いがあれば知り得た情報も、人付き合いがないと手に入りません。こういったデメリットも1つ注意。
④引きこもりがちになる
人付き合いがないと、どうしても引きこもりがちに。
生活習慣が乱れたりメンタルが悪化したり社会的なスキルが落ちたりと、QOL(生活の質)の悪化が考えられます。
同じ毎日の繰り返しで何のために生きてるんだっけ…という状態になる可能性もあるので、注意が必要です。
⑤幸福度が下がりやすくなる
人間の幸福度は何に左右されるのか?について様々な説がありますが、やっぱり人間関係はかなり大きな要素の1つです。
人間のモチベーション、動機づけに関する研究の権威である心理学者のエドワード・L・デシ先生は、名著『人を伸ばす力』において、人間が生まれつき持つ内発的な動機づけには「自律性への欲求」「有能感への欲求」「関係性への欲求」の3つがあると語っています。
このうち、他者との関係性を求める基本的な欲求が「関係性への欲求」でして、これを満たせるかどうかが幸福度に影響すると考えられています。
人付き合いを完全にやめてしまうと、人間が持つ基本的な欲求を満たせなくなっちゃうので、幸福度にも悪影響なんですね…。
第4章:「人付き合いがめんどくさい…」と感じる人の3つの生存戦略
ここまで見てきたように、「人付き合いがめんどくさいからやめる!」っていうのはメリットもありますが色々とデメリットも多いです。
①人間関係を「これからも付き合っていきたい人」のみ少数に限定する
人付き合いをキッパリやめちゃうのは色々問題があるので、中間案として、少数に限定するっていう戦略が1つよろしいんじゃないかと。
少数に限定するポイントとしては「これからも付き合っていきたい人かどうか」です。
一緒にいて楽しい、居心地がいい、価値観や趣味が合う、単純に好き。理由は何であれ、これからも付き合っていきたいなと思う人との関係を大切にする。
人付き合いがめんどくさい、人付き合いが苦手ってタイプの人は、他者とのコミュニケーションでエネルギーを消耗しやすい傾向があります。
なので付き合う人数を少数に絞った方が良好な人間関係を築きやすいでしょう。
好きでもない人や一緒にいて苦痛を感じる人と接して消耗するよりも、これからも付き合っていきたい人との関係を大事にすることにエネルギーと時間を使った方が良いですよね。
②周りの人に自分の気持ちを正直に伝えて理解してもらう
率直に相手に「めんどくさい、距離を置きたい」と伝えてしまおうって戦略もアリです。
ただし、そのまま「めんどくさい、できれば距離を置きたい」とか言うと、それはそれでめんどくさい事態に発展してしまうので言い方には注意が必要です。
例えば、「今は体調が悪くて人と接するのがすごく辛いんです…」とか「今はちょっと仕事が忙しくて余裕がないんです。すみません…」とか「人と長時間過ごすと疲れてしまう性格なので、少し休憩してもいいですか?」とか。
こんな感じで、少しニュアンスを変えてあげて「あなたのことが嫌いとかじゃなくて、ちょっと事情があるんだ」という意図を込めると良さげですかね。
実際、人付き合いがめんどくさくなっちゃうのって、体調や日々のストレス、性格的な原因、育ってきた環境などなど、様々な原因が考えられます。
素直にそうした事情を伝えてしばらく距離を置きたいと言って理解してもらえないようであれば、それこそ距離を置く良いきっかけになると思います。
逆に、事情を理解してくれる人との関係は大切にしたいですね。
③自分が多数派でいられる「居場所」を2つ以上は持っておく
自分が少数派の環境に身を置くのはけっこう辛い。ましてや、自分が多数派でいられるグループが1つもないとなると、かなり精神的に辛い…。
特に、長時間拘束される職場で自分が少数派になっちゃうとストレスダメージに注意ですね…。仕事上の付き合いとプライベートを相当きっちり割り切らないとメンタルに悪影響でしょう。
なので自分が多数派でいられる「居場所」をできれば2つ以上は確保しておきたいところです。
職場で居場所がない…と感じる場合は、配置換えを願い出るか、いっそのこと転職してしまうのも選択肢の1つかも。
趣味仲間でもいいですし、学生時代の友人でも会社の同期でも何でも「自分の居場所があるなー」と感じられる人間関係はやっぱり重要です。
人付き合いがめんどくさくても「自分なりの人付き合い」ができていればOK
- 人間関係を「これからも付き合っていきたい人」のみ少数に限定する
- 周りの人に自分の気持ちを正直に伝えて理解してもらう
- 自分が多数派でいられる「居場所」を2つ以上は持っておく
人付き合いがめんどくさい人のための生存戦略を3つ挙げましたが、大切なのは「自分はこれでいい」と思える人付き合いができていればそれで十分ということ。
LINEの友達の人数が多いとか少ないとか、SNSのフォロワーが多いとか少ないとか、そういうことに振り回されず、自分に適した人付き合いが実現できているかどうか。これが重要だと思います。
これができていれば万事OKです。
第5章:「人付き合いがめんどくさい」と感じる人におすすめの本4冊
では最後に、「人付き合いめんどくさいなー」「人付き合い苦手だなー」って人におすすめの良書をご紹介したいと思います。
よくある「コミュ力をあげよう!」みたいな本ではなく、「人付き合いが苦手でもOK。適度な人間関係を築いていこうね」って本を集めました。
ご参考にどうぞ。
1冊目:「めんどくさい」がなくなる本
『「めんどくさい」がなくなる本』は、行動心理コンサルタントの鶴田豊和さんが書かれた、めんどくさい対策の実践本です。
・行動するのがめんどくさい
・人間関係がめんどくさい
・何もかもがめんどくさい
の3種類のめんどくさいへの対処法がまとめられた1冊となっております。
主な内容はこんな感じ↓。
- 行動するのがめんどくさい理由とメカニズム
- 「行動するのがめんどくさい」を消す技術と簡単なテクニック
- 人間関係がめんどくさくなってしまう原因と効果的な対策
- 苦手な人や嫌いな人がいても、自分が幸せでいられる方法
- 何もかもがめんどくさくなったときに、まずやるべき1つのこと
人間関係のめんどくさいにはどうやって対処するの?って問題については、本の後半からガッツリ書かれているので参考になると思います。
2冊目:内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える
ニューヨーク・タイムズ紙、タイムズ紙などに、記事を寄稿するライターのスーザン・ケインさんの1冊。
内向型人間の強みや魅力についてまとめた1冊となっていまして、アメリカではかなりのベストセラーになったそう。
「一般的には外向型人間の方が社会的に評価されやすいけど、実は内向型人間でも成功者は多いし、内向型人間の方が優れている強みもあるよね」って内容には勇気付けられました。
- なぜ外向型人間は賞賛されるのか?
- 内向型人間の方が創造性&集中力が高いワケ
- 自分の最適レベル「スイート・スポット」を知って自分を伸ばす方法
- 内向型と外向型の考え方の違い
- 極端に内向的な人間でも外向型のように振る舞える「自由特性理論」とは?
- 内向型の子どもの才能を開花させる方法
などなど、こちらを読むと「あ、内向型でもいいんだ」と自分の性格を肯定する見方ができるようになると思います。
内向型かも?と自覚がある方はぜひぜひ。
3冊目:自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
著者のブライアン・R・リトル教授は、オックスフォード大学やハーバード大学など人気の研究者であり、心理学の分野では世界的に有名な方です。
こちらは「自分ってどんな性格なんだろう?」「性格や人格って変えられる?」「幸福な人生をつくるには?」といった疑問への答えが詰まった1冊ですね。
人間の性格や人格について心理学の知見に基づいて詳しく分かりやすく解説されていまして、「自分」や「人間」について理解が深まります。
- 自分の性格がわかる「ビッグファイブ・テスト」
- 一時的に「別人の性格を演じる」正しい方法と、そのダメージを回復する方法
- 主体的に人生を生きるために大切なこと
- 性格が寿命すらも左右する理由
- 生活の質が変わる!8つの「環境パーソナリティ」
- 幸福な人生を自分で作り上げるための「パーソナル・プロジェクト」とは?
などなど、自分の性格や特性を知った上でどうやって幸福な人生を自分の手で作り上げていくか?って内容になっております。
日々の人間関係に疲れて自分を見失いがち…という方はぜひご一読くださいませ。
4冊目:最高の体調
『最高の体調』は、メンタリストDaiGoさんも「尊敬しています」とおっしゃるほど豊富な知識を持つサイエンスライターの鈴木祐さんの1冊です。
世界の科学論文による根拠に基づいた「最高の体調」を作り上げるための方法がまとめられています。
人間関係のストレスについても説得力のある知識が詰まっているので、めちゃくちゃ参考になりますね。
内容は以下の通りです。
- 心と体を蝕む「文明病」とは?
- 「不安」「ストレス」が人間にとって超恐ろしい理由
- なぜ人間は人間関係をつくることが苦手なのか?
- 親密な人間関係を築く方法
- 科学的に正しいストレスへの対処法
- 人生の満足度を高める「価値観」を見つけるテクニック
ちゃんと科学的に根拠のある知識が欲しい!って人にはかなりおすすめできる1冊かと。
【まとめ】人付き合いが面倒でもOK!人付き合いに「正解」はない
・人付き合いがめんどくさい心理
・人付き合いをやめるメリットとデメリット
・「人付き合いがめんどくさい…」と感じる人の3つの生存戦略
について解説させていただきました。
社会的にはどうしてもコミュ力がある人や外向型人間が評価されやすく、人付き合いが苦手なタイプ、内向型の人からするとなんとも息苦しいところ…。
ですが、人間は遺伝子も育つ環境も千差万別なので「人付き合いが苦手なんておかしいぞ!」みたいな話は真に受けなくていいと思うんですよね。
人は人、自分は自分ですから。
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参考文献
- Cain, Susan.”4章 性格は運命づけられているのか?”.『内向型人間のすごい力』. 古草秀子(訳) .講談社,2015, p.169.
- Little, Brian R.”第3章 別人を演じる――大切なもののために性格を変えるということ”.『自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義』. 児島修(訳) .大和書房,2016, p.99.
- 鈴木祐.”第2章 炎症と不安”.『最高の体調』.クロスメディア・パブリッシング, 2018, p.52-p.53.